内向型人間の生きる道

内向型人間の生き方として考察した事を書いています。

子供が怖いし、大人も怖い。

最近、DVDを借りてきて久しぶりに当たりの二本が出たので紹介したいと思う。

まず【エスター】

これは子供を流産した夫婦が、養子をもらう事によって起きる悲劇を描いた作品だ。その子供は過去に引き取った家族全員が火事で死んでいる。そしてある目的のために残虐非道な事を繰り返すのである。

まずグロテスクなイメージが素晴らしい。首と手首に包帯を巻いた女の子、化粧、奇妙な絵。それらが薄気味悪いイメージを作り出す。家族の子供が難聴という設定。雪が降る風景、公園での殺人などもすばらしい。エスターという女の子が廊下を歩く主観ショットも不気味さを煽る。子供は本当に怖いと感じた一本。

【壁の中に誰かいる】

これはアパートの大家に追い出された少年が大家の家から金品を奪おうと画策するとその大家が実は多くの子供を監禁していた基地外夫婦だったという話。その中には理想の子供としての少女も閉じ込められている。閉じ込められた少年たちはまるでゾンビみたいな扱いで怖いし、なにより基地外夫婦が素晴らしい。振り切れた恐怖は笑いになるのだ。主人公の少年が黒人で、少女とのシンデレララブストーリーも素敵。鎖、牢獄、からくり屋敷といったガジェットも楽しい。ゾンビのような少年たちが実は優しい気持ちの持ち主なのも素敵である。