内向型人間の生きる道

内向型人間の生き方として考察した事を書いています。

関西の笑い・東京(他府県含む)の笑い論考

僕は兵庫の人間なので東京・大阪の人間ではない。そうふまえた上で上記の事を考えてみたいと思う。

〈関東は仕組みを作ったうえでのナンセンスがベースの笑い〉

例えば、爆笑問題やツービート・ナイツを見ても一つの話の流れがあって小さなボケを積み重ねるのではなく、話題の一つ一つをナンセンスなギャグで連ねている感じだ。春日三球・照代を見てもまず、山手線に関する疑問という設定を作りその上でボケを重ねていくスタイルである。仕組みや前提を作りそこを捻じ曲げたり壊す笑いだからどちらかというとコントをやりたがる人が多いのもわかる。また言葉遊びを多用する人が多いのもナンセンスがベースだから。

一方で関西の芸人は話の流れからミニコントをつなげていく笑いだ。中川家笑い飯とかがそうでやすきよなんかもそうだ。

ちなみにいとしこいしは大阪の漫才師というのは僕は違うと思う。そもそもご両親が関西出身じゃない横浜の旅芸人の血統であり、その漫才も言葉遊びやナンセンスがあったから全国的に受けたと推測する。

〈大阪の芸人は関西ローカルの笑い、笑いの本場は東京です。〉

僕は実は関西の芸人が一部を除いて好きじゃないし、笑いの質として低いと思う。なぜなら中川家笑い飯のようなミニコントのような漫才は着想や視点で笑わせてくれないからだ。

しかも前ふりのないミニコントは単なる変な事をしてるように見えて仕方がなく、とまどってしまう事がある

質の笑い芸人が育つのは関西の客も悪い。特にナンセンスに関する嗅覚がないから昔コント55号が受けなかったのだ。良質な笑いは常に東京からやってくる。関西のただうるさいだけの芸人はもっと東京から多くの事を学べと言いたくなる。

〈大阪出身で活躍する芸人は東京成分が混じってる。〉

例えば、とんねるずの影響を受けてるナイナイ、シティボーイズに影響を受けているであろうよいこ。東京で活躍する大阪出身の芸人は必ず東京成分が混じってる。

<関西独自の笑いを作ってきたのは兵庫県出身の芸人でじゃないの>

ただ昨今の東京の笑いが基本的に好きだけど、自分が苦手な部分もある。それは「ナンセンスしかねぇのかよ!」でありる。僕は初期のダウンタウンの漫才、中田ダイマル・ラケット横山エンタツアチャコの漫才が大好きだ。それは東京的な笑いとは違うもっとマイナーな笑いをやっているからだ。

ダイマルラケットの家庭混線記なんかアメリカのユーモア文学家・リディア・ディビスのセンスの笑いに似てるし、エンタツアチャコダウンタウンの漫才は外国の洒落たジョーク集にのってるような笑いだった。

あと松竹のチョップリンは恐怖と笑いが混じった得意なユーモアを作っているし、落語だって枝雀さんの創作落語カフカ的な不条理性を持った笑いだ。また漫画家だけどあずまきよひこのユーモアは僕大好きなスヌーピー的な笑いを作れる唯一無二の人だ。あと米朝師匠や中島らもさんなどもしかりである。

そしてこれらの人々は東京の割とうるさ型からも評価されている笑いであったりする。

だから基本的に笑いは東京が質と量ともに優れており、関西からは兵庫県出身の芸人がたまに日本ではマイナーな笑いの担い手として現れると思う。そしてこの風潮はこれからも変わらないだろう。

もし関西の芸人が笑いをやりたいならもっと勉強してからやるべきだ。