内向型人間の生きる道

内向型人間の生き方として考察した事を書いています。

家族幻想-「ひきこもり」から問う-を読んで。

この本は現在、求職中であり過去にニートだった自分にとって胸に響くものがあったし、少し自分の事を見てようで胸が痛かった。

そこには一切美しいケースが書かれていない。

この本には家族の規範、時代・世間の規範など様々な規範を内面化した人々が出てくる。

私はこの気持ちがよくわかる。というかいまだに悩んでいる。「平均的な幸せ」とか「自分の労働の価値観」とかなど。

完璧主義すぎる部分があるが同時にそれを完璧に捨てきれない自分もいる。きれいに生活のためと割り切れない自分。

この本ですごく重要な事が書かれているとすればそれは一人でかかえかまない、という事だ。

具体的に言えば就労支援をバックアップしてくれる施設であったりとか、生活保護を受給しながら自立していく姿である。

セーフティネットは金銭的ではなく心理的にも安定を与える。それが就労に結びつく。こう考えればセーフティネットは遠回りだけど全体から見れば効率的なシステムなのかもしれない。

ただ注意しなければならないのはこれはあくまで都市部の話である。地方ではまた罰の話ではないだろうか。